第五章外伝 愛と傷痕
―愛の御柱―
アリアが生まれたのは小さな農村だった。人口百人足らずの街道からも外れたそこで、父と母と三人、慎ましくのどかに暮らしていた。世界は魔物の発生で混乱していたが、村の周辺で魔物を見かけることはほとんど無く、村人もあまり気にかけてはいなかった。
父は穏やかな人だった。いつもにこにこ笑っていて、怒ることは滅多にない。ある日アリアがいたずらで、父の大事にしていた壷を割ってしまった時も、父は優しく怪我は無いかいと頭をなでてくれた。
そんな時アリアを叱るのは決まって母の役目だった。厳しい家に育った母はしつけに熱心で、いつもアリアと、子を叱れない父を怒った。
「ごめんごめん。アリアがあんまり愛らしいものだから」
一通り怒った母に、父は悪びれもせずそう言う。母は呆れて肩をすくめる。それがいつものやりとりだった。だから小さい頃、アリアは父にべったりだった。
そんな父がたった一度だけ、怒ったことがある。それは友達に誘われて、危険だからと立ち入りを禁止されていた、村の外の森へ探検に出た時だった。日暮れ頃に戻ったアリアは、両親を喜ばせようと採った果物をかかえ、洋々と家に帰った。
何と言って怒られたのかは、もう覚えていない。ただ、温厚な父が顔を真っ赤にした姿だけが、アリアの脳裏にいまでも焼きついている。
なぜ怒られたかということよりも、あの父に怒鳴りつけられたという事実に、アリアは打ちのめされた。世界の終りとでもいう衝撃だった。その晩、涙が途切れることは無く、普段は厳しい母が添い寝をしてくれた。
アリアはぐずりながら、なぜ父があれほど怒ったのか、聞いた。母はアリアの頭を撫でながら、優しく言った。
「あなたを愛しているからよ」
幼いアリアにその意味は分からなかった。
翌日の父は、いつも通りの優しい父だった。だからアリアもいつも通りに接した。ただ森には二度と近づかないことを誓って、昨日のことは記憶の底に封じてしまおうと思った。結局、忘れることはなかった。
父は熱心なルビス教徒だった。村にただ一つの教会へ毎日通い、アリアもそれについていってお祈りの真似事をしていた。
「おいのりって、どうすればいいの?」
初めて教会に来た時、そう聞いた。父は笑顔で頭を撫でてくれた。
「愛する人がいつまでも幸せでありますように、そう神様にお願いするんだよ」
言葉の意味はよく分からなかったが、父の真剣な祈りの姿だけは深く胸に刻まれていた。
“愛”という言葉を父は日常的に使った。ほめる時、眠りにつく時、父はアリアの頭を撫でて、愛してるよ、そう言った。
「“あい”ってなあに?」
その問に対する父の回答は、決まってこうだった。
「頭を撫でてあげることだよ」
それじゃ分からない、とふくれるアリアを、大きくなれば分かると母がなだめた。
そんな両親が亡くなったのは、アリアが七歳の頃だった。
暗雲立ち込めるその日。
アリアは畑にいた。いつものように教会でお祈りをして、一足先に野菜の収穫に来ていた時だった。真昼間なのに辺りは薄暗くて、空がゴロゴロとうなり声を上げていた。
やがてぽつぽつ雨が降ってきて、急いで作業を終わらせようとした矢先、それは現れた。
魔物だった。
見上げる巨体。まがまがしい牙。ぞっとするおぞましい気配。生まれて初めてまみえた魔物は、アリアにむき出しの殺意を浴びせかけた。
悲鳴を上げて、走った。
息を切らせ、時折足をもつれさせながら、必死に逃げた。
後を見ると、背後に魔物が迫っていた。見るだけで全身に恐怖がはりつく、おぞましい姿だった。
どこへ向かっているのか分からない。どこを走っているのか分からない。ただ恐怖の二字に突き動かされるまま、走り続けた。
しかし、追いつかれた。背に重い衝撃が、脳天を貫く激痛が、鼓動が止まる絶望が、襲った。アリアは泣きながら、冷たい地べたであえいだ。
魔物の迫る音がした。朦朧とする意識の中、幼いアリアは本能的に悟った。もう駄目だ、と。
だが覚悟した死は訪れなかった。傷つけられた背を優しく撫でるように、アリアの体を温かいものが包んだ。絶望に埋もれた胸に、根拠の無い安堵が広がった。
振り仰いだそこに、父の顔があった。覆いかぶさるようにして、アリアと魔物の間に立ちふさがったっていた。
お父さん――そう呼ぼうとしたアリアの頬に、赤いものが落ちた。
ぼた、ぼた、顔を濡らした。
雨が降った。
世界が赤に染まった。
アリアは悲鳴を上げた。
あらん限りの声を上げ、泣いた。
いつも頭を撫でてくれた、大きな手が。優しく抱いてくれた胸が。朱で、染まった。
それでも父は、笑顔だった。泣きじゃくるアリアをあやすように、いつものような、優しい笑顔だった。
愛してるよ。
父の口が、そう動いた。声が出なくても、分かった。笑ってくれたから。頭を撫でてくれたから。
それがアリア最後に見た、父の姿だった。
その日、村を襲った魔物は、何ら備えも無かった村を無残に破壊した。
死者は村民の半数に及んだ。半分が助かったのは、たまたま村に腕利きの冒険者が立ち寄ったからだ。そうでなければ全滅していた、という。
辛うじて一命を取り留めたアリアは、昏睡から目覚めた時、その冒険者に命を救われたことを聞いた。その時、背に残った傷痕と、左腕の障害のことを知った。
そして、父と母の死も。
父はアリアに覆いかぶさったまま、事切れていた。母もそのすぐ側で、殺されていた。治療をしてくれた僧侶から、そう聞かされた。
背の生々しい傷よりも。力の入らない腕よりも。それはアリアの心に深い、深い、傷を刻み込んだ。
村に身寄りのいなかったアリアは、遠縁にあたる叔父に引き取られることになった。アリアハンの僧侶である叔父に。
それからアリアは、教会の修道女として生きることになった。
アリアははじめ、ずっと塞ぎこんでいた。大好きだった父と母を失ったことが信じられなかった。受け入れられなかった。食事は喉を通らず、夜は眠れず、眠っても悪夢にさいなまれる。心が絶望に押しつぶされようとしていた。
そんなアリアに生きる力を与えたのは、同じ教会の修道女たちだった。彼女らの中には親を魔物に殺され、身寄りを無くした娘が何人もいた。同じ傷を持つ少女達は、アリアの傷痕を優しく撫でてくれた。
生真面目でお節介なウェディ。
物静かで聖典ばかり読んでるシャナル。
いつも快活な同い年のミイナ。
奔放だけど陰で皆を支えるジニア姉さん。
最年長で、厳しくも優しいフェリシエ姉さん。
当時は修道女の中で最年少だったこともあり、アリアはことのほか可愛がられた。最初は誰とも口を聞けなかったのが、壊れかけた心が、徐々に、少しずつ、踏まれた野花が首をもたげるように、本来の姿を取り戻していった。
優しさと時の流れは、心の傷を癒やしたかに見えても、背中に残る傷痕と、左腕の障害は、アリアに嫌でもその日のことを思い起こさせた。どれだけ忘れようと努めても、左腕を動かすたび、背の傷に触れるたび、父の死に顔を思い出した。
両親の死から五年。十二になったアリアは、ある時、叔父に聞いた。聞かずにはおれない問いだった。
「なぜ……父は。母は。死ななければ、ならなかったんですか」
信心深く、優しかった父が。母が。なぜ理不尽な死を迎えねばならなかったのか。
その問いが何も生まないことは分かっていた。ただ叔父を困らせるだけの、身勝手な言葉だと分かっていた。それでもそれは、理性で抑えつけるにはあまりに、胸を焦がしすぎていた。
叔父は静かに目をつぶった。悼むように、痛むように。
「それは神の領分だ。人の身で悟れることではない」
叔父の答えは正しいと思った。でも納得もできなかった。どんな答えをもらっても、納得できるとは思えなかった。だからアリアは、
「“愛”とは、何ですか」
かつて父に訊いた、その問いを投げかけた。
「愛は与え、報いることだ」
聖典そのままを叔父は語った。不器用で生真面目な叔父らしい回答だった。
アリアは落胆して、退室しようとした。その背に向け、その傷に向け、叔父は語りかけた。
「お前の父が、母が、お前に与えた全てが、愛だ」
その言葉に縫いとめられるように、足は止まった。
「愛は永劫に紡がれる生命だ。親から子へ、子から孫へ。個から集へ、集から全へ。人はいつか必ず果てるが、愛は無限に受け継がれていく」
拳をぎゅっと握り締めた。
「分かっているはずだ。お前の両親は、お前の中に、愛という形で息づいていることを」
涙がせきを切って、あふれた。
止まらなかった。
分かっていた。
分かっていたのだ。
愛とは頭を撫でてあげることだと。死に瀕しながら笑いかけることだと。
たとえ父母が死んでも、胸の奥に宿った愛は、決して、消えることはないと。
そしてそれこそが、両親の命そのものなのだと。
「アリア――」
叔父は嗚咽をもらすアリアに、言った。
「お前は、愛に生きなさい」
父の、母の、与えてくれた愛に。
「愛を御柱として、それに生涯を捧げなさい」
その愛を御柱として、生きるなら、
「そうすれば――」
アリアは顔を上げた。涙にまみれたまま、それでも前を向いて、
「私の中で、両親は永遠に生き続ける……ん、ですね」
叔父は黙って、うなずいた。
その日から、アリアは愛のために生きることを誓った。
愛という御柱を心に抱いて。父の、母の、愛のために。
×××××
あの雨の日から、三日が経った。
アリアの体力は一日で回復し、再びアッサラームへと歩を進め二日。その夕刻。
イクスは適当にあった岩にあぐらをかいて、対峙する二人を眺めていた。
一人は、外套と剣を外した軽装に、ひのきの棒を構えたシーザ。
対するは、長い青髪を後で一つにくくり、木の帽子、着古した布の服、両手に皮手袋を装備した、なんとも奇妙な格好のアリア。
悠々として自然体の少年と、息を荒らげどこかぎこちなく構える少女。二人の姿を、イクスは心持ちにらむように見すえていた。
向かい合う二人が、刹那、交錯する。
シーザが振り下ろす棒を、アリアは上体を反らして避ける。しかしそれはフェイントで、すぐさま打突に転じる攻撃を、慌てて両手の平で受け、押し負けてたたらを踏んだ所へ、すぱん、と足払い。「ひあっ」と悲鳴、アリアは背中から勢いよく叩きつけられる。それでも――旅立ちからこれだけは訓練していたおかげか――受身は何とかとれるようになったようだった。
倒れ、息を吐くアリアへ、シーザは一歩踏み込むと、ひのきの棒を容赦無く突き込んだ。
イクスは思わず立ち上がった。
「ッ……は」
「倒れたら追撃される。追撃されれば死ぬ。どんな状況になっても常に、次の回避行動を意識しろ」
腹を突かれ、激しく咳き込むアリアを平静と見つめ、シーザは言った。
「ダメージを受けたら即座に回復だ。癒し手が動けなければ前線は――」
「シーザぁ!」
我慢ならずイクスは、シーザの襟首を掴み上げた。ぴくりとも表情が動かないのが、怒りをさらに煽り立てる。
「いい加減にしろッ! 女の子の腹を殴るなんて、何考えてやがんだ!」
「この程度、魔法ですぐに治る」
「……ッ!」
気付いた時には、手が出ていた。拳に鈍い痛みが返り、少年は倒れる。避けなかった、そう分かった。
シーザは僅かに血の滲む口元を、無関心そうにぬぐって、
「それで、満足か?」
何らの感情も浮かべないまま、明日の天気でも訊くように、言った。
イクスは奥歯をかみ締める。
「もうこれ以上、お前なんかに任せらんねえ。アリアの訓練は俺がやる」
「駄目だ。お前はアリアを甘やかし過ぎる」
「気遣って当たり前だろっ! お前みたいな奴には分かんねえかもしれないけどな、アリアちゃんは――」
シーザがすっと立ち上がる。心なしか、場に張り詰めた緊張が増すのを、イクスは肌で感じた。
「アリアが、なんだ。女だからか。過去に辛い体験をしたからか。左手に障害を持つからか。そんなものは、戦場では何の意味ももたない。必要なのは錬度と、覚悟だけだ」
「……戦闘狂は、俺たちだけでいいんだよ。アリアちゃんはその俺たちが守るべき存在だ。そうだろ」
「――お前はそれを、バラモスの前でも言うつもりか」
互いの視線がぶつかり、火花を散らした、その時、
「い……クス、さん」
か細い声、よろよろと起き上がったアリアの声に、にらみ合いは打ち消える。
「ありがとう……でも、だいじょうぶ、です」
そう言って、再びシーザに向かい合い、
「お願いします!」
「ああ」
シーザはこちらに一瞥もくれず、再び構えあい、組み手を始める。
納得いかないまま、ただ見ていることしかできないイクスの肩を、ぽんと叩く手があった。振り返る。グラフトだ。
「アリアが決めたことだ。俺達が口を出すことじゃない」
「そんなのは分かってる。ただ、シーザのやり方が気に食わないだけだ」
諭すような言い方にいら立って、半ば八つ当たり気味に肩の手を払う。
「アリアちゃんが体術を覚えなきゃならないってのは、分かるさ。だがあんなハードな訓練が必要か? あんな、軍隊じみたやり方が」
強い口調に答えず、グラフトは視線を、構えあう二人に向けた。
「あれを望んでいるのは、アリアの方だと思うがな」
イクスも顔を向ける。シーザの鋭い打ち込みを、少女は強く見据え、避け、防ぎ、打ちのめされてはまた起き上がる。その顔は常に前を見ていて――
(眩しいな……)
力強い眼差しが、ひたむきな想いが、イクスには直視できないほど、眩しい。
「……分かってるさ」
これは自分のエゴだ。彼女を安全なかごの中に入れて、満足したいだけなのだ。彼女は強くなりたいと望んでいることを、知りながら。
(そして、それを、俺が……)
「お前の気持ちも分かる。だがな、お前がアリアを心配するのと同じくらい、シーザもアリアを気遣っていると思うぞ」
「……随分、シーザの肩を持つようになったじゃねーか」
吐き捨てるような言葉に、グラフトは眉をひそめた。
「どうした、らしくもない。何かあったのか」
イクスは一つ、舌打ちをして、背を向けた。
「なんでもねえよ」
胸中に沸き起こる自己嫌悪の渦を抑え込んで、イクスはその場を立ち去った。
(お前の気持ちも分かる? らしくないって? 冗談じゃない)
何も分かっちゃいない。分かって欲しくもない。
こんな自分の、胸の内など。
こんな情けない、自分の姿など。
シーザの揺ぎ無い意志に。
アリアのひたむきな姿に。
嫉妬している自分のことなど。
×××××
立ち去るイクスの後姿を見ながら、グラフトは思った。自分は結局何も成長していない、と。
シーザと初めてまみえた時、英雄オルテガの息子というラベルしか見えていなかった自分は、現実とのギャップに幾度も戸惑った。長年追い求めていた偶像を破壊され、憤り、盲目になった。
それを覚ましてくれたのはアリアだった。彼女の言葉が、シーザをただの人間であると悟らせた。シーザを理解できないのは、自分が壁越しに接しているからだと、そう教えてくれた。
なんて清らかな心を持った、優しい娘なのだろう。そう思った。深く考えもせず、ただ単純に、そう思っていたのだ。
今日の話を聞くまでは。
アリアがどれだけ必死だったのか。両親の死という痛みを背負いながら、その愛を形にするために、彼女は一生懸命だったのだ。愛という御柱を抱いて、すがって、ひたすら身を尽くしていたのだ。
シーザを勇者という偶像で飾るのを止めた時、自分はアリアを聖女という冠をかぶせていた。その身に刻む痛みも知らず。その胸を焦がす思いも知らず。知ろうともせず。
そして今また、調子よく気の良い魔法使いというフィルター越しに見ていた男が、その横顔をさらしている。
考えてもみれば、自分は彼のことを何も知らない。出身も。生い立ちも。知ろうとしなかったからだ。理解しようとしなかったからだ。
結局自分は何も成長していない。もしかしたら、故郷を出てから、何一つ。だが――
(努力は今からでも遅くない、か)
小さな決意を抱いて、グラフトはふっと息を吐いた。
×××××
打ち、払い、突き込み、また払う。避け、かわし、防ぎ、転倒する。追撃を何とかかわして、また構える。
素直で、飲み込みが早く、どんなに辛くとも弱音を吐かない。アリアは決して、運動神経が良い方ではなかったが、それを補って余りある努力の才を、シーザは感じていた。
ある物事に対するひたむきな姿勢、それこそが彼女の全てと言っていいのかもしれない。他人に対しても、自分に対しても、アリアは常に真っ直ぐ向き合う。だから、人のあるがままを受け入れようとし、また過度に自分を追い込む。
そして、両親に与えられた愛という柱へ、全てを捧げられる。
それはとても強く、また危うい。シーザにはそう感じられた。その柱が折れた時、アリアはどうなるのだろう、と。
思惑を振り払い、シーザは腰を下ろした。もう日は西に消えかけている。呼吸の荒いアリアの様子を見て、休憩を告げる。ホッと息ついて、アリアも草原に座り込む。
しばし沈黙の時が流れる。風が吹き、汗に濡れた体を冷やす。
不意に、アリアが口を開いた。
「聞いても、いいですか?」
問いになってない問いに、シーザは目線だけで応える。アリアはどこか言葉を探すようにしながら、
「シズ様にとって……お父様は、どんな存在でしたか?」
唐突な問いに面食らって、シーザは思わず考え込んだ。
自分にとっての父親。
勇者、オルテガ。
慕っているとは、言えない。家族を犠牲にしてもなお、目的を達せられなかった。
憎んでいるとも、また言えない。父の行動理念には、少なからず共感できる。
では、どう思っているのか。
「分からない、な。オルテガは、俺に何も残しはしなかった」
少なくとも、アリアの、父に対する思いのようなものは、自分には無い。何も、無い。
「そんなことないと思います」
アリアは首を振った。熱のこもった口調で、続ける。
「ずっと離れていても、きっとお父様は、シズ様のことを想っていたはずです。何かを、残したはずです」
その言葉は、ただの耳当たり良い言葉だとは片付けられない、力があった。が、シーザの胸には波紋一つ立たなかった。
「だとしても、俺には感じられない」
「そんなことありません!」
必死な声で彼女は言った。
「だってシズ様は、私を、頭を撫でてくれるじゃないですか」
その言葉の意味は、分からなかった。ただ、僅かに、胸の内をざわつかせた。そしてふと、思った。
自分にとっての御柱は何だろう、と。
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